五十肩を放置すると日常生活にかなりの負担になります
五十肩の正式名称は「肩関節周囲炎」といいます。
何らかの原因(加齢・不良姿勢・運動不足など)で関節の動きが悪くなると筋肉も硬くなり、肩関節周囲の炎症や石灰沈着を起こして発症します。
40代や50代の患者が多くいるため五十肩と呼ばれています。(四十肩とも)
ある日突然強い痛みで肩があがらなくなったり、服を脱いだり来たりが困難なるなど症状がでてきます。
特徴的な症状に夜間痛があり、症状がひどい場合は疼いて眠れないこともあるので日常生活にかなり負担がかかります。
痛みよりも動くように
肩関節は構造上色々な方向から、筋肉が引っ張る(支える)形で安定しています。
常に筋肉が肩関節を支えている形になり、負担がかかり続けている為なかなか楽になりません。(炎症が引きにくい)
五十肩の症状が治まる期間は1~2年(平均で14か月)と言わており、簡単には改善しません。
(長い場合は3年もかかってしまうケースがありえます)
五十肩を改善させるにあたって重要なのは、「痛みとる」ことよりもまず「動くようにすること」です。
なぜなら痛みが治まっても関節の動きが悪いのはままというケースがあるからです。
動きが悪い場合、再発のリスクが高くなります。治ったと思ってもまた痛くなり今度はさらに長い期間を要します。
何度も再発を繰り返せば、改善する度合いも低下するので注意が必要です。
阪本鍼灸整骨院で行う施術
まずはしっかりカウンセリング・検査をします。
どのように身体を使って仕事や日常生活をしているのか、身体全体の動きをしっかり診ます。
五十肩の場合、加齢・不良姿勢・運動不足などの原因も考えられます。
ほとんどの場合、異常筋緊張、骨格のゆがみがあります。
肩周辺の筋肉に問題がある場合、肩関節そのものに問題がある場合、姿勢不良(猫背など)により肩関節の動きが悪い場合、状況は様々あります。
生活習慣に問題がある場合も非常に多いです。
枚方市の阪本鍼灸整骨院ではコンピューター医療機器等によりまず肩関節の「動きを良くすること」「動かせる範囲を少しでも広げる」ことを重点に施術を行い、根本から五十肩を改善していきます。
炎症の強い場合は、炎症を抑えるために振動を与えながら冷却する特殊な冷却療法。
痛みや運動制限が強い場合は、筋肉や靭帯の奥深くまで高電圧の刺激を与えて、痛みの軽減・治療の促進・血流改善を目的とするハイボルト施術を行います。
回復までに時間のかかり不安になる患者様も多くおられる五十肩ですが、根気よく治療すれば必ず改善されます。